宿泊のお料理
夕食・会席料理
清流「天の川」で採れる渓流の女王『あまご(天川村では、あめのうお と呼ばれています)』『あゆ』『うなぎ』『うぐい』などの渓流魚や、春になると芽吹く『ふきのとう』『わらび』『ぜんまい』『せり』『タラの芽』。そして我が家の畑で採れる各種野菜。それらを素材にした会席料理をお出ししています。
(献立例)食前酒/八寸/アマゴの活け造り/アマゴの塩焼き/鮎の俵巻き/だいはん鍋/イワナの骨煎餅/その他山菜各種
だいはん料理とは
その昔、天川村は徳川幕府の天領で、本館のある川合周辺は「大門」と呼ばれていました。創業当時の当主は半四郎と言い、大門の半四郎すなわち「だいはん」と呼ばれ親しまれていました。
彼は、旅人を喜ばせたい一心で、山の幸・川の幸を豊富に使った料理を考案しました。それが今も料理旅館まえひらに受継がれている『だいはん料理』です。
(献立例)食前酒/八寸/アマゴの活け造り/アマゴの塩焼き/鮎の俵巻き/だいはん鍋/イワナの骨煎餅/その他山菜各種
朝食
まえひらのお料理は、畑で自家栽培している低農薬野菜を使用し、旬の野菜をふんだんに使用しています。
アレルギーなどをお持ちの方は事前にお知らせ下さい。使用する素材を調整してお出しします。
茶粥
茶粥セット。茶粥とぴったりのお惣菜(蕗の佃煮・鮎の甘露煮・山菜など)をセットにしました。
天川村の茶粥
天川村は山間にあるため気温が低く、あまり米作りには適さない土地でしたので、昔はやや品質の劣る早生米を作らざるを得ませんでした。そこで、お米を美味しく食べようと工夫したのが天川の茶粥の始まりです。
天川で採れる番茶で炊いた茶粥は、炊きたてでも、冷たくしても大変食べやすく美味しいので、いつしか一年を通しての主食となっています。
お昼のお料理
会席料理
ゆっくりとした個室で、当館自慢の会席料理をお召し上がりください。要予約。1日3組様限定
(献立例)八寸/アマゴの活け造り/アマゴの塩焼き/鮎の俵巻き/イワナの骨煎餅/その他山菜各種
幕の内弁当
まえひら特製幕の内弁当 お吸い物または茶粥付:2,000円(税別)
昼食に、館内でお食事の場合は、弁当の他に茶粥またはお吸い物を付けさせていただきます。
(15名様以上、前日迄にご予約下さい。)
お弁当
まえひら特製弁当
季節のご飯弁当:1,300円(税別)川魚・山菜・季節のご飯
まえひらの料理をお弁当に詰めました。地元産の旬の素材をたっぷり使っています。
(2名様以上、前日迄にご予約下さい。)
三色おにぎり弁当:800円(税別)川魚・山菜・三色おにぎり
まえひらの料理と三色おにぎり。地元産の旬の素材を使い、汁気が出にくく、持ち歩きしやすいように調理しました。
(2名様以上、前日迄にご予約下さい。)
朴の葉すし
鯖各10個入り:1,260円(税別)※要予約。6月~7月中旬限定
※要予約。6月~7月中旬限定地方発送承ります。(但し10個入り3箱以上、送料別)
※シーズン以外では柿の葉すしで代用しております。
朴の葉すしとは
昔から天川村は山岳のため交通の便が悪く、海の新鮮な魚がなかなか手に入りませんでした。貴重な海の魚を活かすために先人たちが考えた保存食が朴の葉すしです。当時、朴の葉すしは特別なご馳走で、お祭りなどのお祝いの時にしか食べることができませんでした。