周辺観光案内

天川村

天川村景色

天川村は近畿の屋根と呼ばれる吉野熊野国立公園の、深田久弥が表した『日本百名山』の一つ近畿最高峰八経ヶ岳(標高約1914m)を始めとして、弥山(役の行者が約1300年前に修験道の山として開山した)、山上ヶ岳(女人禁制)、行者還ヶ岳、大普賢、稲村ヶ岳、釈迦ヶ岳 等の雄峰の麓にあり、関西の軽井沢と称されています。

また『日本三大弁天』の筆頭 芸能信仰の天河大弁財天社(天河神社)円空仏4体を祀る栃尾観音、修験道と関係の深い龍泉寺 等の寺社仏閣。

自然には天然記念物の名花オオヤマレンゲ、トウヒ、シラベの原生林、ニホンカモシカ、その他棲息地南限とされているイワナ 等。清流『天の川』は双門狭、川迫川、神童子谷、みたらい狭などの峡谷で形成され春夏秋冬の美しい景観は近畿随一と自慢できるものです。

みたらい渓谷

みたらい渓谷

大峯山を源流として流れ出る山上川の下流にできた渓谷で巨岩、奇岩がつらなっていて春の新緑、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季を通じて最高の景色を提供いたします。

南朝哀史を秘めた御手洗峡谷は天川村へ来たならば是非とも寄りたいスポットです。


洞川温泉から料理旅館まえひらまではハイキング遊歩道で約8km

天河大弁財天社

天河大弁財天社

天河大弁財天社(天河神社)は天武天皇の治世白鳳年間の建立とされています。今から約1300年ほど前大峰山の開祖“役の行者”が国家安泰の祈祷をしたところ始めに現れたのが“弁財天”でこれを天川村坪の内にお祀りしたものが天河大弁財天社の発祥とされています。

社伝によると、天武天皇の創立で役の行者が大峯開山の拠点としたので大峯本宮ともいう。また吉野熊野中宮、天河坐宗像神社などとも称する。日本三大弁天の一で、平安朝以来高僧貴顕の参詣が多く、特に南朝の崇敬厚く、当時社家一八戸、僧舎三寺院、友僧九ケ院を数えた。その後盛んになった弁財天信仰ににより、各地に末社が勧請された。

坪の内の中央に位置する森に鎮座。創祀はつまびらかではないが、大峯連山の一峰“弥山”から北西方向にのびる尾根の先端で、天の川の湾流する地点にあることから、山と水の信仰から発した神社と考えられる。古来、弥山の弁財天を奥宮と称し、口宮の当社を坪内弁財天社といった。祭神は市杵島姫命・熊野坐大神・吉野坐大神。


料理旅館まえひらより約2.5km バスでお越しのお客様には送迎させていただきます。